いじめや体罰での自殺があとを絶たない。
毎日報道されている体罰事件は体育会系の軍隊式コントロール
の欠陥が証明されたようなものだ。
まるで軍隊で教育された解釈を間違った孫子が延々と継承され
ているようだ。
命に関わる間違った行動には、痛みを伴う教育で覚えさせたほ
うがいいこともあるが、人を自分の思い通りに動かすための体罰
には何の効果もない。
ところで、政府はいじめ防止の法案を考えているが、これは集
団のいじめを全く理解できていない。
この法案が成立すれば、どの子供も加害者になる可能性があり、
親は学校に行かせることができなくなるだろう。
このままだと学校には誰も行けなくなり、親子の間にも不信感
がうまれる。
もっとも、いまだに学校に行かせている親の神経が分からない
が、学校以外に受け入れ先がないということが理由かもしれない。
そこで学習塾やソロバン塾、音楽教室、美術教室、スポーツ教
室などを平日の午前中も行けるようにすればいい。
子供をバカに洗脳する学校に行くよりはよほどましだろう。
こうした塾も採算がとれる人数がいれば開くことができ、より
成果を上げることができる。
最初は教育の補助もなくたいへんだろうが、大きな動きとなれ
ば、政府は補助をせざるおえなくなるはずだ。