2013年12月27日金曜日

邪鬼が集まる神社

 戦国時代の邪鬼を封じ込めて戦争をしなくなった江戸時代は日
本の伝統文化を発展させ、栄華を極めた。だが、ほぼ270年周
期(気学でいう九宮「9年」の循環が30回)の大きなターニン
グポイントで、外国の圧力を受け、その勢いは衰退した。
 これをきっかけに封じ込められていた邪鬼の勢いが増し、倒幕
運動が起こって明治維新となった。

 靖国神社は、この邪鬼である討幕運動で死んだ官軍側の志士を
弔ったのが始まりだ。しかし、ここには邪鬼を封じ込める神が祀
られていなかった。
 それでいつしか邪鬼を祀るようになり、ちょうど神の集まる出
雲大社とは正反対の存在になった。
 これはその後の明治から昭和にかけて日本が軍国主義の侵略戦
争に明け暮れたことで証明されている。
 兵法で戦争は下策だが、侵略戦争は強盗とかわらない。尖閣諸
島、竹島の略奪は「火事場泥棒」であり強盗の証だ。

 270年周期を3つに区切った上期の90年間で侵略戦争はア
メリカの原爆投下により封じ込められたが、そのアメリカが邪鬼
に呪われたようにベトナム戦争を始め、現在も敵を増やし続けて
いる。
 日本はその隙に経済による侵略で、一時は経済大国になったが、
今はその勢いも衰えつつある。そして今度は日本文化を売り込も
うとしている。
 日本政府の主導する日本文化の売り込みは、他国の文化を尊重
しない文化の侵略であり、成功することはないだろう。

 現在の日本は中期の90年間の最中で、呪われていることも気
づかず、あがきもがいている。これはあと、36年ぐらい205
0年頃まで続く。

 邪鬼が集まり、徘徊している靖国神社には呪われた者が吸い込
まれるように参拝している。これを封じ込めないかぎり、日本に
江戸時代のような戦争のない繁栄はないだろう。

 下期の90年間が終わる2140年頃のターニングポイントで、
大きな変革が起きるのかもしれない。